使い方

画像・図形・フリーテキスト — 本文の外に置くもの

挿絵、章扉の飾り、奥付、扉のタイトル文字——本文の流れとは別にページへ直接置くものは、すべて「要素」として同じ操作で扱います。

置く

左端のツールバーには、上から「横書きテキスト」「縦書きテキスト」「線」「矩形」「画像」の5つのアイコンが並んでいます(ラベルは表示されず、ホバーでツールチップが出ます)。

  • 線・矩形: アイコンをクリックすると、いま見えているページの中央付近に規定サイズで即配置され、そのまま選択状態になります。モードには入らないワンショットの操作です
  • 画像: アイコンをクリックするとファイル選択ダイアログが開きます。対応していない画像や壊れたファイルを選ぶとエラー表示になり配置されません
  • 横書き・縦書きテキスト: アイコンはモード切替のトグルです。クリックしてモードをONにしてから、ページ上をドラッグすると配置されます。横書きは幅8mm以上ドラッグすると折り返し枠になり、それより短いドラッグ(クリックのみ含む)は文字数に合わせて伸び縮みする点配置になります。縦書きは常に点配置です。配置し終えるとツールは自動でモードを抜け、そのまま文字入力を始められます

画像はファイル選択ダイアログから配置します(ドラッグ&ドロップでの配置には対応していません)。

解像度が印刷に対して足りない場合は、右パネルに警告が表示されます。「{必要dpi} dpi 未満です。印刷時にざらつきが出る可能性があります。」というメッセージで、必要な解像度の目安はカラー画像かモノクロ画像かによって変わります。

動かす・整える

  • 移動: ドラッグ、または選択して矢印キーで微調整(0.5mm、Shiftを押しながらで0.1mm単位)
  • リサイズ: 選択すると出るハンドルをドラッグします。矩形・画像は四隅と四辺の8方向、線は両端の2方向にハンドルが出ます。縦横比を固定できるのは四隅のハンドルのみで、Shiftを押しながらドラッグします
  • 回転: 上辺中央から伸びる回転ハンドルをドラッグします(Shiftを押しながらで15°刻みにスナップ)。または右パネルで角度を数値指定するか、「−90°」「+90°」「0°」のステップボタンを使います。回転できるのは本文ページに自由配置した要素のみです
  • 数値指定: 位置(X・Y)・寸法は右パネルでmm単位の数値でも編集できます

ページの端からはみ出す配置も許容されます——断ち落とし(塗り足しまで広げた配置)がそのままできるということです。

複数選択

Shift+クリック、またはCtrl+クリックで選択を追加・解除できます。空きキャンバスからのドラッグで矩形選択(マーキー)も可能です。要素が重なっている場所は、Alt+クリックで1つ下の要素へ選択を切り替えられます。

複数選択中はまとめてドラッグ移動・矢印キーでの微調整・コピー&ペーストができます。削除は右パネルの「まとめて削除」ボタンでも可能です。

フリーテキスト

縦書き・横書きの自由配置テキストです。ダブルクリック、または選択してEnter/F2キーでその場(版面上)の直接編集に入ります。 新規に配置した直後も自動で編集が始まります。確定はEscか枠外クリックで、Escで編集を抜けたあとも要素の選択自体は残ります。

幅を指定した横書きは、その幅で折り返すテキストフレームになります(幅ハンドルをドラッグ、または右パネルで数値指定。0にすると枠なしに戻ります)。フォント・サイズ・字間・行間(横書きのみ)・テキスト揃え(横書きのみ)は右パネルから設定できます。フォント名にカーソルを合わせると見た目のプレビューが出ます。奥付のような数行のブロックはフレーム化しておくと整えやすいです。

重なり・ロック

右パネルで要素の重ね順(最前面/前面へ/背面へ/最背面へ)を変更できます。

動かしたくない要素は右パネルの「ロック(選択・移動・削除を禁止)」ボタン、または右クリックメニューの「ロック」でロックできます。ロック中の要素はドラッグでつかめなくなり、キャンバス上に鍵アイコンのバッジが表示されます。ロックを解除するには、その鍵バッジをクリックします(右クリックメニューの「ロック解除」からも可能です)。

なお、要素そのものを削除するときはDelete/Backspaceキーを使います。右クリックメニューには要素削除の項目はありません。

画像のトリミング

画像を選択すると、右パネルに「トリミング」の「編集...」ボタンが出ます。開いたダイアログで画像を四隅のハンドルでドラッグして切り抜き範囲を指定できます(縦横比の固定はなく、最小10%まで縮小できます)。「クロップ解除」で元の全体表示に戻せます。

ガイドとスナップ

ルーラー(Ctrl+Rで表示切替)からドラッグするとガイド線を引けます。要素はガイドや版面の端に吸着(スナップ)するので、複数ページで挿絵の位置を揃えるときに便利です。

ガイドを選択すると、右パネルで位置をmm数値で編集できます(横ガイドは上から、縦ガイドは左からの数値)。

メニューの「表示」→「ガイドをロック」で、ガイドをまとめて動かせないようにできます。

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