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Telaについて

Tela(テラ)はラテン語で織り上がった布やそれを織る機(はた)の両方を指す言葉です。

物語は編まれるもので、いつかこの道具が誰かの物語を作る助けとなるようにという意味で名づけました。二音で発音しやすいしね。

Telaの製品哲学

Tela開発には最大限ユーザーの自由に組めるように、が前提としてあります。

たとえばフォント。開発の観点だけで見れば本当はよく使われるフォント数種類に絞った方がいい。フリーフォントも含めればフォントの数は膨大で到底開発者だけの環境ではすべてをチェックすることはできません。開発で踏めていない不具合がフォント由来で出る可能性は大いにある、でもフォントは本の顔だからそこは選べるようにするを取りました。

私自身も商用フォントを買って組んでいるタイプなので、せっかくの愛用フォントが使えない、なんて事態は避けたいわけです。

組み方も同じです。フォントサイズ、行数、一行あたりの字数。柱、ノンブルの入れ方。こういう組み方でフォントが同じでもがらっと見た目が変わる。だから、そこは選択肢としてユーザーの手に渡す。

その分、皆さんの環境次第で出てしまう不具合はどうしても潰しきれないので、なにかあったらお問い合わせください。原因を調べて、直せるものは直します。すぐに直せないときも何が起きているかをまずお伝えいたします。

あとは『迷わせない』もコンセプト。

組版ソフトってどうしても機能が多く、そして増えるほど操作が難しくなりがちです。使う機能はなるべく画面の前面に出し、メニューの奥に隠さない。説明書を読まなくても、触れば見当がつく(ようにしたい)。まだ改善の余地はたくさんありますが、一応そんなところを目指してます。

サイトにも機能一覧使い方みたいなとこは置いているので、使い方がわからない場合の説明書代わりになるかと思います。もちろんお問合せいただければ喜んでお返事します!

オフラインへのこだわり

Telaはweb上で動作するアプリではなく、インストールして使うソフトウェアです。

一度インストールしてしまえば、オンライン通信が必要なのは書き出しチケットを登録する時だけでそれ以外はネットに繋がっていなくてもすべての機能が動きます。

なぜこだわったかというと、原稿をネットに触れさせることへの忌避。まあ私の原稿は別にいいですけど、皆さんの大切な原稿を無闇にネットに触れさせるのは…という観点と、あとはオンライン前提だと作業場所が限られるからですね。

組版って結構長くなる作業なので、気分転換にカフェ行ったり、ファミレス行ったりするじゃないですか。あとは追い込むためにどっか行ったり。そういう、すべての場所にフリーWi-Fiがあるわけじゃないし、不安定かもしれないし、そもそもフリーWi-Fi繋ぎたくないってひともいるかもしれない。

だから、オフライン完結ソフトウェア型。原稿は一度もオンラインには触れない仕様です。

なので、余談ですけど万が一保存し忘れてる状態で電源落ちた!ってなっても開発者はどうにもできませんからね。こっちにはなにも届いてないから!小まめな保存(ctrl+s)を心掛けてください。

ちなみにチケットもそうです。

チケットを有効化すると、その情報は皆さんのパソコンに保存されて有効期間のあいだ、Telaはサーバーに問い合わせることなく動きます。

つまり、一度有効化したチケットは開発者であっても短くしたり取り消したりできないようになってます。個人開発だからこそ、信頼性の担保としてそこには手を入れない、と決めています。

そんな感じで開発されたTelaですが、書き出しだけは有料です。なるべく誰の手にも届く価格で、と思ってはおりますが、どうしても開発やソフト配布にはコストがかかるもの…今後も開発を続けるために、あとは広告を入れたくないのでチケット有料制を取らせてもらっています。組版という作業の性質上、広告はこれからもいれません。

最後に、お問合せは大歓迎です!製品SNSは面倒だからやらないんですけど、不具合報告でもこういう機能欲しいでもなんでも待ってます。

202608 Tela