使い方

柱・ノンブル — 欄外の章タイトルとページ番号

そもそも「柱」「ノンブル」とは

どちらも本の欄外に入る要素の呼び名です。柱(はしら)=ページの上部や小口側に入る章タイトルなどの見出し、ノンブル=ページ番号のこと。Telaでは画面上もこの名称を使っています(設定画面の見出しも「柱(ランニングヘッダー)」「ノンブル(ページ番号)」です)。

自分で作る必要はありません

レイアウト設定を新規作成すると、柱とノンブルは標準の位置に自動で配置されます。位置・書式・内容は、あとから自由に変更できます。位置は決められた候補から選ぶ方式ではなく、紙面のどこにでも置けます。要素を選ぶと右パネルに「天から」「外側から」の欄が出るのでmmで数値入力するか、キャンバス上で直接ドラッグして動かしてください。見開きでは左右のページに自動で対称に入るため、片方の位置を決めればもう片方も揃います(「外側から」=小口側からの距離なので、右ページでも左ページでも同じ数値のまま鏡像になります)。書体とサイズも、本文とは別に柱・ノンブルだけ指定できます。

もし片方だけ足りない状態になっても、TopBarの「柱・ノンブル」ボタンから「柱を追加」「ノンブルを追加」を選べば、その場で既定位置に追加できます(すでにある方は「柱を編集」「ノンブルを編集」という表示に変わり、その下に「柱を削除」「ノンブルを削除」が並びます)。章ナビの「レイアウト設定」セクションにも「柱・ノンブルを追加」ボタンがあり、不足しているものだけをまとめて既定位置に追加できます(両方揃っていれば非活性になります)。

ページ上部に柱「第一夜」とノンブル「3」が標準位置で組まれた紙面

表示内容はテンプレートで指定します

柱またはノンブルの要素を選択すると、右パネルにテンプレート文字列を編集する欄が出ます。使える変数は5つです。

  • {柱テキスト}(章ごとに設定した欄外用の短い表記)
  • {書名}
  • {章タイトル}
  • {ページ番号}
  • {総ページ数}

「{章タイトル} {ページ番号}」のように組み合わせて使います。「左右で別の内容にする」チェックボックスをオンにすると「右ページ用」「左ページ用」の2つの入力欄に分かれ、左右のページで別の文言を出せます。どちらかを空欄にすると、その面には表示されなくなります。

右パネルの柱の設定。「左右で別の内容にする」をオンにし、右ページ用に「夢十夜」、左ページ用に「第一夜」を入れた状態

特定のページだけ消す

章扉ページなど、そのページだけ柱やノンブルを出したくない場合は、紙面(ページ)を右クリックして「柱を隠す」「ノンブルを隠す」を選びます(すでに隠しているページでは「柱を表示」「ノンブルを表示」に文言が変わります)。柱とノンブルは独立してオン/オフできるので、扉ページで両方消す、全面イラストのページでノンブルだけ消す、といった使い方ができます。

柱を使わない本にする

章立てのない小説など、柱そのものが要らない本もあります。その場合は、TopBarの「柱・ノンブル」ボタンから「柱を削除」を選んでください。同じレイアウト設定を使うすべてのページから柱が消えます。ノンブルも同じメニューの「ノンブルを削除」で消せます。紙面の欄外に出ている柱をクリックして選び、Deleteキーを押しても同じです。消したあとに戻したくなったら、Ctrl+Zで取り消すか、同じメニューの「柱を追加」を選べば標準の位置に戻ります。

柱テキストの欄を空白にしても柱は消えません。空欄は「章タイトルを使う」という意味だからです。また、Telaの文書は章を必ず1つ持ちますが、章タイトルが本文に印刷されることはありません。章タイトルが使われるのは柱と、テキストファイルに書き出したときの見出しだけです。柱を消してしまえば、章の名前はどこにも出ません。

ページ番号(ノンブル)を入れない本にする

ページ番号を出したくないときは、TopBarの「柱・ノンブル」ボタンから「ノンブルを削除」を選んでください。同じレイアウト設定を使うすべてのページからページ番号が消えます。紙面の欄外に出ているページ番号をクリックして選び、Deleteキーを押しても同じです。戻したくなったら、Ctrl+Zで取り消すか、同じメニューの「ノンブルを追加」を選べば標準の位置に戻ります。

印刷所へ入稿する本では、ページ番号が必要な場合が多いです。入稿しない本であれば、無くても構いません。扉や口絵など特定のページだけ隠したいときは、消さずに特定のページだけ消すの方法をお使いください。

ページ番号について

ページ番号は既定では本文1ページ目=1から始まります。1以外から始めたいときは、ノンブルを選ぶと右パネルに出る「開始ノンブル」に数値を入れてください(本全体に反映されます)。本文が3ページ目から始まる本なら3です。

画面のページ番号・紙に刷られる番号・書き出すページの指定は、すべて同じ数になります。開始ノンブルを3にした本なら、書き出しダイアログの「指定範囲」も3から数えます。

フォント・サイズ

柱・ノンブルを選択したときの右パネルには、本文とは別にフォント・サイズを指定する欄があります。未指定のときは本文のフォント・サイズにそのまま追従し(プレースホルダに本文フォント名や「10」が表示されます)、「← 本文と同じ」ボタンでいつでもこの追従状態に戻せます。ここは「レイアウト設定」に書き込む項目なので、変更すると同じレイアウト設定を使う全ページの柱・ノンブルに反映されます。右パネルには常にその旨の注意書きが表示されます。

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