使い方

書き出し — 入稿PDFとテキスト

PDF書き出し

画面右上の「PDF 書き出し」ボタン、ファイルメニューの「PDF 書き出し...」、またはCtrl+Shift+Eから開きます。

二つのモード

開くと「PDF 書き出し」ダイアログが出ます。選ぶのはトンボ・塗り足し(3mm)の有無だけです。

  • トンボ・塗り足しなし: 仕上がりサイズちょうどのPDF
  • トンボ・塗り足しあり: 断ち落とし用に周囲3mmを足し、トンボ(裁断位置の目印)を付けたPDF

どちらも印刷所への入稿に使えます。 どちらを選ぶかは、印刷所の入稿仕様に「トンボ必要」「塗り足し3mm」と書いてあるかどうかで決めてください。ダイアログにも「印刷所の指定に合わせて選んでください。」と補足が出ています。

未入力のフリーテキスト(空、または「テキスト」のプレースホルダのまま)があると、警告が表示されます。「「テキスト」のままの要素はPDFにそのまま印字されます。」——ただし、これは注意喚起であって、書き出し自体は止まりません。

「書き出す」を押すと保存先を選ぶダイアログが開き、書き出しが完了すると結果が表示されます。成功時は「PDF を書き出しました」、出力先のパスと「全 {ページ数} ページ(章 {章数})」が表示されます。

フォント埋め込みは自動です

書き出したPDFには、使用フォントが自動で埋め込まれます。「フォントの埋め込みを忘れて印刷所から連絡が来た」——あの事故は構造的に起きません。埋め込みの設定項目自体がないのは、そのためです。

書き出しは全ページです

書き出しはドキュメント全体が対象です。 章単位やページ範囲を指定して一部だけ書き出す機能は、現在のところありません。試し刷りをしたい場合も、全ページ分のPDFが出力されます。

テキスト書き出し

ファイルメニューの「テキスト書き出し...」から、全章をプレーンテキスト(.txt)で書き出せます。

  • 章は章順に並び、章の切れ目には章タイトル行が入ります(章と章の間は空行1行)
  • ルビ・縦中横・マーカーなどの装飾は外れ、本文の文字だけになります(ルビは親文字のみ残ります)
  • 改行・空行は原稿どおり保たれます
  • 文字コードはWindowsのメモ帳でそのまま開ける形式(UTF-8、BOM付き)です

保存先を選ぶと書き出され、完了・失敗はダイアログではなくOSの通知(alert)で表示されます。

この機能は無料のままです。原稿がTelaのファイル形式に閉じ込められて取り出せなくなる、ということがないように付けています。

保存について

作業ファイルは.tela形式です。保存はCtrl+S、別名保存(Ctrl+Shift+S)もメニューにあります。

保存の状態は画面下部のステータスバーに常時表示されます。「保存済み」(通常時)、「保存中…」、「保存失敗」(エラー時。ホバーで詳細が見られます)の3種類です。

万一の異常終了に備えて、自動保存からの復旧(起動時のクラッシュリカバリ)と、過去の保存世代からの復元(ファイルメニューの「バックアップから復元...」)の両方が用意されています。

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