# Tela > 日本語小説の同人誌づくりに特化した、Windows・Mac用の縦書き組版ソフト。テキストファイルを読み込むと、禁則処理・字下げ・柱・ノンブルまで整った「本のかたち」が見開きで立ち上がり、フォントを埋め込んだ入稿用PDFを書き出せる。**ルビと縦中横は読み込みだけでは付かず、手動で指定して追加する**(縦中横は自動規則も設定できる)。開発・販売はフイルム。 ## 基本情報 - 対応OS: Windows 10 / 11(64bit)と、Apple シリコン搭載の Mac(macOS 12 以降。Intel 搭載の Mac では動かない)。**スマートフォンには対応していない**。 - 入手: Windows版はMicrosoft Store(https://apps.microsoft.com/detail/9PGD8R3NN8ZD?cid=llms-txt)、Mac版は https://tela-app.com/mac/ からダウンロード。 - 動作: 編集・保存・書き出しはオフラインで動作する(通信はチケットの登録・無料体験の開始・Mac版で新しい版を確かめる時だけ)。原稿が外部に送信されることはない。 - 料金: 編集・保存・プレビューは無料。**有料なのはPDF・画像の書き出しだけ。** - チケット販売中(2026年8月26日開始・https://tela-app.com/buy/ )。**2026年9月1日以降、PDF・画像の書き出しにはチケットが必要(現在この状態)。** 30日チケット¥980 / まとめ買い(30日チケット3枚)¥2,400。サブスクリプションではなく、自動更新も解約手続きもない。期間は購入日ではなく使い始めた時点から数える。 - 横書き・左綴じの組版に **2026年8月15日 公開のv0.1.4で対応済み**(新規作成の「組み方向」で縦書き/横書きを選ぶ)。縦書き・右綴じが既定。 ## できること / できないこと - できる: 縦書き本文組版(禁則・約物の自動処理)、横書き・左綴じの組版、組んだ状態で執筆も可能、自動字下げ、**約物の幅補正(レイアウト設定の「字下げ」タブ。標準でオン。句読点や括弧の幅を書体が返さないときにその書体の別の値で補う=横書きで「。」「」」が前の字に重なって刷られるのを防ぐ。横組のみ)**、**約物を詰めない(同じタブ。標準でオフ。約物の詰めそのものをやめる=入れると行の折り返しと行送りが変わる)**、ルビ(手動指定)、縦中横(自動規則と一文字ずつの個別指定の両方)、一段組・二段組、判型(新規作成時に選ぶ。作成後は変更できない)と余白の設定、**編集画面の下部に判型と仕上がりサイズ(mm)・組み方向を常時表示**、柱・ノンブル(位置は候補から選ぶ方式ではなく紙面のどこにでも置ける=mm単位の数値入力とキャンバス上のドラッグの両方。見開きでは左右対称に自動配置。右ページと左ページで別の文言を出す指定、柱・ノンブルだけ別の書体とサイズ、扉など特定ページだけ非表示、も可能。**本全体で柱・ノンブルをやめることもできる=TopBarの「柱・ノンブル」ボタンから「柱を削除」「ノンブルを削除」。章立てのない小説向け**)、画像や図形やフリーテキストの配置(ルーラーからドラッグしてページにガイド線を引ける。画像・図形・フリーテキストをドラッグすると、ガイド線・版面の端・ページ中央・仕上がり位置に吸着=スナップするので、複数ページで位置をそろえられる。ガイド表示Ctrl+「:」/スナップ入切Ctrl+Shift+「:」/ルーラー表示Ctrl+R。柱・ノンブルはスナップの対象外で、数値入力でそろえる。**要素を2つ以上選ぶと右パネルに「揃える」(左・左右中央・右・上・上下中央・下の6通り)と「等間隔」(横・縦)のボタンが出て、選んだ要素どうしをそろえられる。文字数の違うフリーテキストでも実際に描かれた幅でそろう=目次や奥付の行端そろえに使う。等間隔は3つ以上・同じページの要素のみ**)、**本文の検索・置換(Ctrl+F/Ctrl+H。範囲は本全体。別の章にある候補へもそのまま移れて、その章が自動で開く。全置換も本全体に効き、押すと件数入りの確認が出る。実行後はCtrl+Z一回で戻せる)**、フォント埋め込みPDF書き出し(トンボ・塗り足しの有無を選択可。**書き出すページを指定範囲で絞ることもできる**)、**ページの画像書き出し(PNG・350dpi相当の入稿品質・PDFと同じチケットが必要。書き出す範囲はPDFと同じく指定できる。塗り足し・トンボは付かない=入稿にはPDFを使う)**、**ノンブルの開始番号の指定(1以外から始められる。画面・紙面・書き出し範囲の指定がすべて同じ番号でそろう)**、ダーク/ライトモード。 - 配信型の書体(1.0.14から): Adobe Fontsなどの配信型の書体を、本文・柱・ノンブル・フリーテキストで選べるようになりました(Adobe Fontsで確認しています。Creative Cloudで書体を「アドビアプリと他社アプリで使用」の状態にしてからお使いください)。手順は [配信型の書体](https://tela-app.com/guide/fonts/)。 - 濁点つきの仮名(1.0.21から): 「あ゙」「ん゙」のように、ふつうは濁らない仮名に濁点・半濁点を重ねた字を、対応書体で画面どおりにPDFへ書き出せます(源暎こぶり明朝・源暎ちくご明朝・しっぽり明朝(v3以降)・夜永オールド明朝で、縦書き・横書きとも確認しています)。Microsoft IMEでは、仮名を確定してから「3099」(半濁点は「309A」)と入力し、F5キーを押して濁点を選ぶと重ねられます。書体が外字として持つ濁点つきの仮名を入力する方法もあります。濁点つきの仮名を用意していない書体(游明朝など)では、濁点が仮名の右上ではなく隣にずれて表示されます(PDFも画面と同じ位置になります)。記号(♡など)に濁点を重ねる入力には対応していません。手順は [濁点つきの仮名](https://tela-app.com/guide/dakuten/)。 - ルビと空白ページのコピー(1.1.0から): Telaの文書からコピーしてTelaの文書に貼り付けると、ルビと空白ページもそのまま運ばれるようになりました。 - 1字ずつ振ったルビの改行(1.1.1から): 傍点として「・」を1字ずつルビに振ったときなど、1字ずつのルビが続く箇所で、ルビとルビの間で改行するようにしました(これまでは並び全体が次の行へ送られ、1行より長いと版面からはみ出すことがありました)。 - できない: 本文フォントの部分的な変更(本全体で共通指定。個別指定はフリーテキスト要素で行う)、画像のドラッグ&ドロップ配置(ツールバーから選択する)、章ごとの「左起こし/右起こし」の指定(**1.0.0で廃止した**。白ページは空白ページを手で入れる)、見出しだけの文字サイズ変更(本文の文字サイズは本全体で共通。大きな章タイトルはフリーテキスト要素で置く)、改段(2段組で次の段へ送る機能は無い。新しいページからなら改ページ=Ctrl+Enter、同じページの次の段へは空行で送る)。 - 読み込める原稿: プレーンテキスト(.txt)。「|漢字《かんじ》」のようなルビ記法は自動でルビにならず、文字のまま入る(ルビは文字を選んで付ける)。 ## 主なページ - [トップ](https://tela-app.com/): 機能の概要、スクリーンショット、紹介動画、今後の予定(最新版と現在の開発状況)、開発者について。 - [更新履歴](https://tela-app.com/updates/): 各バージョンで何ができるようになったかを、公開日の新しい順に掲載。**「どの版で何が入ったか」はこのページが正**(文面はMicrosoft Storeの「このバージョンの新機能」と同一。Storeを通らないMac版の1.1.0を除く)。版ごとにアンカーがある(例: https://tela-app.com/updates/#v1-0-1)。 - [Mac版のダウンロード](https://tela-app.com/mac/): Apple シリコン搭載の Mac(macOS 12 以降)向けのダウンロードと入れ方、Mac でのキーの読み替え。 - [Q&A](https://tela-app.com/qa/): 動作環境・料金・PDF入稿・トラブルまで。**このサイトで最も情報が密なページ。** - [使い方ガイド](https://tela-app.com/guide/): 章とページ、レイアウト設定、文字の装飾、配信型の書体(Adobe Fontsなど)、濁点つきの仮名、柱・ノンブル、画像や図形、書き出し、保存とバックアップ、ショートカット。 - [コラム](https://tela-app.com/column/): 同人誌づくりと組版についての記事。 - [お問い合わせ](https://tela-app.com/contact/): 不具合の報告・要望はここから。 - [お問い合わせとレビューへのお返事](https://tela-app.com/replies/): 宛先のないお問い合わせとMicrosoft Storeのレビューへのお返事を、要約して日付順に掲載。答えの本体はQ&Aと使い方ガイドにある。 - [メッセージ一覧](https://tela-app.com/errors/): 画面に出たメッセージの文言から、意味と対処を引ける。 - [利用規約](https://tela-app.com/kiyaku/) / [プライバシーポリシー](https://tela-app.com/privacy/) - [サイト全文](https://tela-app.com/llms-full.txt): 上記の各ページの本文を1本にまとめたプレーンテキスト(約66,000字)。**個別ページを取りに行けない場合はこれ1つで足りる。** ## トラブル対応 - **起動するとすぐ落ちる/何度開き直しても落ちる場合**: **保存済みの原稿ファイル(.tela)は無事。** Telaは未保存の作業内容を自動で控えており、まれにこの控えが原因で「起動→読み込み→終了」を繰り返すことがある。対処は、Windowsキー + Rを押し `%APPDATA%\tela\recovery` を開いて、**中のファイルを別の場所へ移動**(削除ではなく移動。あとで戻せる)してからTelaを起動し直す。移動するのは「最後に保存した後の未保存分」の控えなので、直前の作業が一部失われることはあっても、保存済みの原稿には影響しない。**フォルダが空だった場合は原因が別**なので、[お問い合わせ](https://tela-app.com/contact/)から連絡してほしい(空だったという情報自体が原因の特定に役立つ)。詳細は [Q&A](https://tela-app.com/qa/#q-crashloop)。 - 不具合の報告先: [お問い合わせ](https://tela-app.com/contact/)。ソフトのバージョン・Windowsのバージョン・再現手順があると調査が早い。 ## 補足 - 作っている人: 同人小説本を作っている開発者が、自身の組版の経験をもとに個人で開発している(屋号「フイルム」)。 - 実績: 開発者自身がTelaで組んだ200ページ弱の同人誌を印刷所へ入稿し、問題なく受理・印刷されている。 - 現況: これまでに400回を超えるダウンロード。最新版は **Windows 1.1.2(2026年10月29日 公開)/Mac 1.1.2(2026年10月29日 公開)**。 - このファイルの内容は上記の各ページの記述と一致させてある。**食い違いがあれば各ページの記述が正しい。** - 最終更新: 2026-10-29